こんにちは
大河内です。
クインテッセンス出版さんから「臨床家のための矯正YEARBOOK2021」が発売されました。
今年のテーマは「成長期の叢生を考える」です。
スタディグループによる症例提示がとても興味深い内容です。
成長期は拡大床などを用いて萎縮した歯列を正常な成長へ戻すという概念は共通するように見受けられました。
その中でも筒井照子先生の長期症例を提示した後の「成長とは形が大きくなり重量が増すこと。発育とは質的な成熟である。成長期の矯正治療とは成長の手助けをすること→形を大きくする。原則:小さくしてはならない」という医療としての矯正治療の概念の文章はとても印象的でした。
最後に宣伝ですが、
パナチェッカーとキャリアフレンド2の使い方について症例を交えた文章を掲載させていただきました。ご興味ある方はぜひご覧ください。
書籍■
GPのための床矯正治療を成功させる床装置と設計
デンタルダイヤモンド社 大河内淑子著
https://www.shien.co.jp/act/d.do?id=9810
なぜ?からはじまる床矯正治療のQ&A 1st step
デンタルダイヤモンド社 鈴木設矢監修 大河内淑子 大澤亜弓 鈴木晴子 田中幹久著