人類は噛んで進化した

こんにちは

 

大河内です。

 

先日の日本歯科新聞4月6日付記事に

「成長期の軟食化が咀嚼運動の発達に影響」形態や機能の発達だけでなく、咀嚼運動にも影響を及ぼすという内容が載っていました。

 

小児の食育指導の大切さをもっと実感しますよね。

 

先日ご紹介した岡崎先生のネコの会でも馬場先生の進化のとても興味深い話があり、最近はこのような進化の過程での顎骨と歯の話題が私の中でちっちゃなブームになっています。

 

なので、こんな本を読んでみました。

「人類は噛んで進化した:歯と食性の謎を巡る古人類学の発見 ピーター・S・アンガー著 2019/8」

やはり軟食化の話題がありました。

ただ、本ですごく印象的だった部分の一つに、

「食性の違いが噛み合わせに大きな差を作る。ただ、妻に娘達の肉を小さくきらないで欲しいとお願いしたら、妻は肉を喉につまらせるよりブレース代を払ったほうがいい、と応じた。私はその口げんかに負けた」

とありました。

 

「奥さんに負けたんだね・・・」この部分で一気にこの著者が身近になりました。

 

食性で顎骨の発達に差がつくということはすでにわかっているのですが、それを患者さんや子供に指導して実践することは簡単なことではありませんよね。

毎日の食事を用意するときに食性を重視しすぎると、子供が食べないというジレンマがどうしても起こるのです。

そのバランスをどううまく取り入れるかは私も日々苦悩しています。

 

「美味しくて、楽しくて、栄養バランスも取れていて、顎が発達するような食事を・・・・」

 

私も子供が生まれるまで、なんでこんな簡単そうなことができないのか不思議でしたが、実際に子供を抱えて育てていると、あたりまえのことがどれだけたいへんかが毎日実感されます。

子供によっても日々の体調によってもうまくいかない時の食事を用意している人間のプレッシャーというのは想像を超えていました。

「もう、食べてくれるだけでもいい」と言う日もあります。

そのような「生活の中」でのことは、

理想論を言うではなく、現代のお母さん達に実践しやすい方法というのをできるだけ指導していきたいですよね。

 

 

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