セミナー

歯の大きさ

こんにちは

 

大河内です。

 

2月21日にCiメディカルでパナシールド の講演をさせていただき、その後、院内セミナーも衛生士さん達と行わせていただきました。

 

ご参加の皆さまありがとうございました。

 

「知りたい」という気持ちが強い衛生士さんはすごく突っ込んだ質問をしてくださるので、私も嬉しいです。

 

「最近子供達の歯の大きさが大きい気がするのですが、歯の大きな子に対してどのように対処していますか?」

 

との質問を受けました。

 

これよく聞かれます。

 

何度かここでもお話ししていますが、いろんなやり方や指導があると思いますので、以下はご参考までに。

 

まずは、歯が平均値よりもどれくらい大きいか測定してみることです。

中切歯の幅径の平均は「男8、6ミリ」及び「女8、2ミリ」を参考にして、その子が平均よりもどれくらい大きいか測定します。

歯が大きいと思っても、意外に平均値だったりすることもありますが、その場合は顎が相対的に小さいので大きく見えるということになります。

 

歯の大きさの総和と歯列の長さの不調和での叢生が起こるため、この平均値は参考までですが、歯列幅径が平均よりも小さいと叢生が起こる可能性は少なくなります。

 

なので、まずは平均値との比較をすることが必要であり、そして、それを保護者と本人と共有することが大切だと感じます。

 

歯が平均値よりも大きければ顎の成長も平均以上に促す必要がありますし、将来的に叢生が残る可能性があるため、別の治療が必要になる可能性が高いのです。

そのような説明を中切歯が生えた時にしておくと、2期治療が必要な場合への説明へとつながりますし、食育へのモチベーションにもなります。

 

できれば全員の患者さんの幅径を図ることをオススメしていますが、それが無理でも、少し大きいかなと感じた時にはすぐに測定することをお勧めしています。

そして、それを保護者に伝えることです。

 

叢生が重度になって治療が必要になってから伝えると、「もう少し早く教えてくれていたら、バイオセラピーももっと頑張ったのに・・・・」という感情が湧くこともあります。

 

歯の大きさは以前よりも大きくなってきているというデーターもありますが、患者さんと情報を共有して予防的な指導をしていくことが、まずやるべき対処であると考えます。

 

まだやってらっしゃらない場合は、ぜひ、デジタルノギスを購入して試してみてください。シンワ測定 のものを使っています。

 

■書籍■

 

GPのための床矯正治療を成功させる床装置と設計

デンタルダイヤモンド社 大河内淑子著

 

https://www.shien.co.jp/act/d.do?id=9810

 

 

■Ciメディカル主催セミナー■

4月25日 Ciメディカル東京 予定

「GPにこそおすすめしたい3歳からはじめる矯正治療パナシールド」

講師:大河内淑子

講演内容は基本的なパナシールド 及びトレーニング器具などの紹介です。