こんにちは
大河内です
前回、アレルギー対応の装置のチタンクラスプは調整が普通のものとは少し違うお話ししました。
ただ、アレルギーである金属が特定できるような場合は調整が難しいなどは言ってられないので、対応が必要になりますよね。以前、大人の患者さんで床装置を入れてから口唇が腫れるようになり、皮膚科で金属アレルギーと指摘されたという経験があります。
床装置で使用する金属はステンレス合金なので、その合金の中の成分のニッケルやクロムに反応するようであれば注意が必要です。
成分表を知りたいという方がいらっしゃるのですが、そのような方には下記のような成分表を渡しています。

アレルギー問題はなかなか難しいですが、他の治療法も増えてきているのでできるだけ安心して治療を受けて欲しいですよね。
■書籍■
GPのための床矯正治療を成功させる床装置と設計
デンタルダイヤモンド社 大河内淑子著
https://www.shien.co.jp/act/d.do?id=9810
■Ciメディカル主催セミナー■
1月31日予定
Ciメディカル東京 予定
「GPにこそおすすめしたい3歳からはじめる矯正治療パナシールド」
講師:大河内淑子
講演内容は基本的なパナシールド 及びトレーニング器具などの紹介です。