こんにちは
大河内です
現在開催中の「コロナ時代のバイオセラピーセミナー」はスタッフの方が続々とご視聴してくださっており、感謝です。ご視聴に関して何かご不明な点がございましたら、どうぞご連絡ください。
さて、先日、某先生と話していた時に、
床矯正でよくあること「床矯正あるある」で盛り上がりました。
いろんな「あるある」はあるのですが、
その中に
新しい装置のセット時、
「口を閉じると装置が浮く」と患者さんから言われることがあります。
装置の調整に慣れない時に
これを言われたときは
「維持が悪いのか?」と思ってしまいますよね。
維持を調整しても浮く場合、
そんなに頻繁にあることではないのですが、
後方のどこかが対合と干渉して前方が浮くことがあります。
この場合はクラスプを締めるのでなく、
咬合紙でどこが干渉しているかチェックする必要があります。
よくあるのが
上顎臼歯の口蓋の床部分が下顎の咬頭と当たっていることがあります。
この場合は口蓋の当たる部分の床を削合すれば解決です。
ただ、
クラスプの部分が咬合してしまって浮く場合は
スリージョープライヤーで
クラスプの部分をへこませたりなどの調整をします。
でも、これが結構むつかしい・・・。
今度はアダムスのアローヘッドが浮いてきたりして時間がかかります。
クラスプを締めることで解決することもあるのですが、
義歯の調整と一緒で、微妙なバランスでの調整が必要となります。
技工士さんはうまく作ってきてくれるのですが、
実際の調整は口腔内ですので、
まずはどこが当たっているかの確認をしっかり行うことが必要ですよね。
■Ciメディカル主催セミナー■
10月4日(日)13:00~16:00
オンライン開催 予定
「GPにこそおすすめしたい3歳からはじめる矯正治療パナシールド」
講師:大河内淑子
(内容の一部はいいかおそだて5月20日主催のセミナーと重複しております。内容についてのお問い合わせはinfo@iikaosodate.comまで) お申し込みはCiメディカルセミナー係まで。
■院内出張セミナー■
衛生士・助手向け 「口腔筋機能療法(バイオセラピー)・実践セミナー」3h
衛生士・助手向け 「装置の調整と説明・実践セミナー」3h
講師:大河内淑子
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