咬合育成

発育葉は最大のチャンス

こんにちは

 

大河内です

 

生え変わり時期のお母さんの心配事としてよく聞かれる質問が、

 

「歯が大きい」

「歯が黄色い」

 

と、先日話しましたが、

 

その他にも  「歯がギザギザ」   という質問もよく受けます。

 

この質問がきたら私は「よしっ」と思って、まずはお母さんを褒めます。

 

「お母さん、お子さんの歯の観察をよくされていますね!」

 

この微妙なギザギザを発見するということは、

お母さん方がお子さんのお口の中を毎日しっかり仕上げ磨きをして見てくれているという証拠です。

 

こういう質問をしてくださるお母さんの子供の口の中は大体ピッカピカですよね。

歯科医院で患者さんを褒めるチャンスというのは他の業界よりも少ないので、

私はチャンスがあれば患者さんの努力をしっかりと受け止めるようにしいます。

昔は「そんなの当たり前」くらいに思っていたのが、

子供を育てていると、当たり前のことにどんだけ努力が必要かをヒシヒシと感じさせられますので。

 

「母代表」としてお願いなのですが、

毎日がんばっているお母さんをぜひ褒めてあげてください。

先生や衛生士さんのその一言でたまった疲れがピューっと吹き飛んで、

そうゆう医院にはまた来たくなります。

 

さて、

このギザギザですが、まるでチューリップのように3つの山が見えますが、

これは異常な状態ではなく、正常です。

 

歯が形成される過程で3つの発育葉(はついくよう)という山が癒合して出来たもので、

その名残で3つのチューリプのようなギザギザができ、これを切縁結節といいます。

 

鈴木先生がいつもこの切縁結節を発育葉と呼んでいるので、

つい発育葉と言ってしまいますが、まあ、お母さんたちにはどっちでもいいことですよね。

 

切縁結節は異常ではないのですが、

問題はすり減りが起こるかどうかにポイントを絞ってお話します。

 

実はここが食育指導の大きなチャンスです!

 

しっかり使っているとギザギザがすり減るので、

すり減ってこないということは前歯を使っていないということ。

そして、前歯を使っていないということは、発育刺激が顎骨に伝わっていないこと。

発育刺激が顎骨に伝わっていないということは、成長期に十分な発育が不足する可能性があること。

 

これらをしっかり伝えることが必要です。

 

開咬の成人の患者さんをよく観察してみてください。

このギザギザが残っていますので。

 

歯のギザギザは「見た目」の問題ではなく、「成長」の問題です。

 

私は

成長期に機能的に口腔を働かせることで、その子が本来持っている正しい発育へと導いてあげたいと考えています。正しい成長を促されることでできるだけ矯正装置を使う機会を減らしたいと考えています。

 

そして、そんな指導ができる歯科衛生士、歯科医院が増えてほしいと願っています。

 

なので、患者さんへの説明用の動画を作りました。

いやあ、最近、周りから「YouTubeサボってますねー」と良く言われます(笑)。

作るの、たいへんなんですよー。

久しぶりの動画、よろしければご参考ください。

バリ島の体験談も話しています!

 

◇◇◇セミナー情報◇◇◇

 

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