床矯正

床矯正装置の痛みの対処 その1

こんにちは

 

大河内です。

 

矯正治療にもいろいろな方法がありますが、私たちが用いている床矯正装置は緩徐拡大のため正しく用いるとほとんど痛みはありません。

 

ただ、装置の取り扱いを間違えると痛みが出ることもあります。

痛みが出るのを我慢しているとけっこうな傷になることがあるので、

なぜ痛みが出たのか考えて対処することが必要です。

 

痛みの出るタイミングは

・医院で調整した後の痛み

・取り扱いの間違えによる痛み

と2種類ありますが、

 

今日はその「医院で調整した後の痛み」についてお話ししていきたいと思います。

 

医院で調整直後に痛いと言って再来院するのはアダムスクラスプが食い込んでいることが多いです。

 

アダムスクラスプのアローヘッドは模型上で歯肉を削って作っているため、若干歯肉に食い込むことが多いので、調整時に歯肉に食い込んでいないかを目で見ることも必要です。痛くはなくとも食い込んで粘膜が白くなっていると後から痛みを伴うこともあります。

 

あとは積極的に装置を調整して、痛みがでそうな場合や、敏感そうなお子さんの場合は「10分ほど待合室で待つ」ことをお願いしています。

 

この時大事なのは、お会計などは全て済ませてから10分ほど待ってもらうことです。大丈夫ならそのまま帰ってもらい、痛みが出るようなら受付に声をかけてもらっています。

お会計を済まさずにそのまま待ってもらったこともあったのですが、気をつけていても対応を忘れると言うミスが起こったので、必ず終わりしてもらってから待ってもらいます。

 

 

2つ目の痛みとして、

 

サンドクラスプや前方スプリング、内外斜スプリングなどの付加装置を積極的に調整した場合は3日以内に動かしている歯が動く違和感が出てくる場合があります。

 

ほとんどの場合は1〜2日ほどで治りますが、お子さんによってはその違和感を少し痛いと感じることがあります。

今まで動いていなかった歯が動く場合は歯根膜が敏感になって、痛いと言うよりも触ると違和感が出る感じとなることが多いようです。

 

なので、今まで動かしていなかった歯を動かす場合は、調整をできるだけ弱めにして違和感を予防します。また、あらかじめ患者さんに「1〜2日目くらいにこの部分に違和感が出る可能性があるが、しばらくすれば治る」とお伝えしておくと安心されます。

 

これらの対処法で、調整直後の再来院の数がかなり減りました。

 

どうしても初心者のうちは欲張って、強めに調整してしまうことがありますが、強めに調整しても痛みが出るだけなので、適切な力での調整が必要となります。

 

この適切な力っていうのが難しいのですが、これは経験を積むしかないですね。

 

なので、

装置を壊さない程度に、いろいろ調整して患者さんの反応をみたり、次回の来院で歯の動きを観察してみることをオススメします。

 

巻き切った装置を患者さんから回収していろいろ触ってみるのも良いですね。

 

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