こんにちは
大河内です。
パナスティックの指導をする時には歯ブラシと同じように、
「絶対にウロウロしないで、座って行う」
を徹底して指導しましょうとお話ししています。
パナスティックの事故は幸い今まで耳に入ったことがないのですが、
歯ブラシ中に転倒して歯ブラシが頬に刺さるなどのいわゆる「歯ブラシ事故」はどれくらいあるのだろうと気になっていました。
年間1〜2件と本で読んだことがあるのですが、本の名前を忘れてしまったので、調べ直してみました。
なんと、東京都の情報サイトにすっごい詳しく載っていました。
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/kyougikai/h28/05_report.html
それによると、
・平成23年から平成29年での歯ブラシの受傷等により救急搬送されたまたは受診した
5歳以下の事例は337件(入院を要した事例は61件)
・東京消防庁救急搬送事例は平成23年から毎年40件程度
だそうです。
えっ!なんか多いやん!
東京都の出生数が平成30年で年10万人として5歳までに50万人程度いるとしたら、337件は少ないのか多いのかですが、年間1〜2件というのは入院を要した重症な突き刺し症例だったのかとわかりました。
東京都はパンフレットを作成して検診で配っているようですが、検診でもらうパンフレット類はたくさんあるので、どうしても他の情報に埋もれがちです。私も以前息子の検診でもらっていたのを今思い出したくらいです。
また、歯ブラシで動き回る子供や洗面所の足台の上から落ちるリスクを保護者は理解しているのですが、毎日の生活でどうしても流されてしまいます。
私も母親としては流されがちです。
歯ブラシをしている娘が視界に入っていても違うことに気を取られることもあります。
なので、たまに第3者がこのように思い出させてくれると
「気をつけよう」と気が引き締まるので、
とてもありがたいです。
昨日の話の続きではないですが、低年齢で受診する小児が増えてくることも多いので、
ぜひ歯科医院でも虫歯予防や食育など以外の話として追加したいと思います。
パンフレットも無料でダウンロードできるようなので、必要な方はぜひどうぞ。
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/kyougikai/h28/07_leaflet_toothbrush.html
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