咬合育成

乳歯のフロス指導の裏技

こんにちは

 

大河内です。

 

スタッフ向けのセミナーをやると「あの話もこの話も伝えたい!」と欲張っていろいろと入れてしまい、結局スライドをバサバサと削る羽目になります。

鈴木先生もセミナーなら3日分、本なら2冊分をつくって削ると言うスタイルなので、どうしても師匠の教えから抜け出せずにオーバー気味になってしまいます。

 

先週のオンラインもパナシールド セミナーも時間が少しオーバーしてしまいました・・・・。ただ、オンラインのいいところは「帰りの飛行機(新幹線)の時間が迫っているので泣く泣く退出」することがないので、皆様オーバーしても最後まで残ってくださる確率が高いです。まあ、それに甘えずに時間は守ってやっていきたいなと思います。

 

さて、スタッフ向けのセミナーで泣く泣く削った「フロス指導の裏技」についてお話ししたいと思います。

 

小児歯科の教科書には必ず年齢別のカリエスリスクを表しているのですが、

 

2〜4歳では上顎A A間

4〜5歳では上下Eの咬合面と下顎のDの遠心

 

がリスクが高いとされています。

 

(こんなの→乳歯年齢別歯面別

 

これは誰でも習っていることなのですが、この図を単に知識として覚えるようにしてもスタッフも自分も忘れますよね。

それが生かしている知識ではないからで、これを生かすには患者さんにどんどん使わせること。インプットした知識をアウトプットすることです。

 

これをアウトプットするベストタイミングとして

私は患者さんにフロスの話をするときと決めています。

いろいろやってみましたが、自分的にはこれが一番効果的です。

 

フロスの物理的な通し方がわからない場合は衛生士さんから教えてもらうようにしていますが、

 

お母さんたちから「フロスって毎日したほうがいいんですかね〜(めんどくさいのでできれば歯磨きだけで良いと言って欲しい)」と言われることも多いですよね。

 

そんな時はその言葉の裏側の本音をキャッチして

「フロス通しの裏技を教えます。これを知っていれば、疲れたときに手抜きができます。」

と言います。

するとお母さん方の顔が輝きます(笑)

 

そこで先程のカリエスリスクの多い箇所を教えます。

 

要は、「疲れている時や子供がグズっていて全ての歯間部にフロスが通せない時はここだけでもやりましょう。どうしてもフロスができない時はこの場所を中心にしっかりを歯ブラシで磨きましょう」と教えてあげるのです。

 

毎日の生活できちんとフロスを通せるのはよっぽど真面目なお母さん方ですし、だいたいそう言う方はカリエスリスクの低い生活をさせていますが、

私のようなめんどくさがりやの母親はこうゆうちょっとした生活に寄り添う指導をしてもらえるととても助かるのです。

 

この指導は私がやってもらいたいと思って始めました(笑)

 

下顎前歯の歯間などはリスクが低いのですが、やりやすいので皆さんここからフロスを通し始めます。

それよりも、カリエスリスクの高いところからフロスを通せば途中でフロスが中断されてもリスクの高い箇所を通しているのでフロスの目的はなんとか達成されます。私も子供を持つまではフロスが中断されるなんて予想していなかったのですが、けっこう起こります。

フロスを通す順番を教えることでお母さんたちもカリエスリスクの高い場所を覚えます。

お母さんがリスクの高い場所を知っていることで、早期発見にもつながります。

 

これを説明した衛生士はどんな新人でも

「あなた、若いのにわかっているわね、子育てのたいへんさを」と頼りになりますね。

「下の子を寝かしつけるのに毎日必死で、上の子のフロスまでなかなか手が回らなくて自分でもすごくそれがストレスだったので、こうゆう指導は本当にありがたい」とウルウルされたこともあります。

 

私は歯科医師としてこの話もできるのですが、どちらかと言えば衛生士さんや受付さんがフロスのことを聞かれた時にしてもらいたいと思っています。スタッフがこうゆう指導ができる医院はレベルが高いと思われますし、実際にレベルは高いですよね。

 

もちろん、毎日全ての歯にフロスを通してもらいたいのですが、生活の中で患者さん全員がそれができないならば、それをどうやって効果をあげるかを考えるのが我々プロの仕事ですよね!

 

と言う話をスタッフ向けにしたかったのですが、できなかったのでここでご紹介しました。

 

ほぼ全て話しちゃいましたが、次回にはこういう話も入れたいと思います。

 

 

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