こんにちは
大河内です
4月は小学校と保育園が自粛要請させているため、
なかなか落ち着いて本が読めないという状況にあります。
専門書は集中して時間をとって読みたいので
5月まで諦めるとして、
単行本などはせめて読んでいきたい!と思いつつも
緊急事態宣言が出された毎日に流されてしまっていました。
久しぶりに読んだこの本
「子供の知能と身体を発達させる 噛む力 頭の良い子はきちんと噛める」
小児歯科医 増田純一 W A V E出版
増田先生の講演も参加して著書も読んでいるので、
特別に目新しいことはないのですが、
0歳からのバイオセラピーの指導のポイントが一冊にまとまっているので、
知識のおさらいと意味ではとても良い本でした。
一番良かったところは
P132の「ろうそくの火を吹き消せない」の
2歳9ヶ月のほとんど歯を抜かれてしまった女の子が
8本だけ残った歯でどのように食べていたのか、
小児義歯をいれて指導によってどれくらいで変化したのかということが
具体的に書かれていた下りです。
これって、「玄米先生の弁当箱」
で魚戸先生が引用したエピソードの原文でしょうね。
こんな口腔状況は今の時代のG Pには体験できないので
とても参考になります。
あとは、わかりやすい言葉とイラスト入りで
「読んでレポートにしてね」という課題図書的な使い方などの
スタッフの教育導入にはとてもいいのではと思いました。
個人的には少し残念だったのは
引用文献が書いていなかったのですが、
一般向けなので必要ないので仕方ありませんよね。
全体的には軽く寝る前なんかに読めて
知識の再確認という意味ではとても参考になりました。
前から作ろうと思っていた資料を作るの忘れていた!
ということも思い出したので増田先生に感謝です。
使える資料ができたらまたP D Fで共有します。
まだ頭の中のイメージでしかないので
どんな資料かはできるまでのお楽しみです。