床矯正

アダムスクラスプが切れちゃった!!

こんにちは

大河内です。

 

今日は床矯正装置のアダムスのクラスプが切れた時の

対応についてお話ししていきたいと思います。

 

1、切れた原因を探る必要性

2、切れた原因を探る2つのポイント装置の観察と問診

3、切れた原因に対する予防法

4、切れた装置に対する対処法

 

「あと数ヶ月で拡大が終わる」という時に

維持装置であるクラスプが切れる事は珍しいことではありませんが、

切れると患者さんもこちらもショックです。

 

ただEにクラスプをかけている時などは

維持が半分になってしまうので、

印象を採って修理しようか迷うこともあるかとは思います。

 

印象を採って修理する前に一時的にできる対応があるので、

まずはそれを行ってみて、

ダメなら修理という流れになります。

 

どちらにしろ装置をいきなり修理する事はNGです。

 

まず最初にやるべきことがあります。

 

いきなり修理をしてしまったら原因がおろそかになって、

また新しく壊れるなどの問題が起きます。

なぜ壊れてしまったのか、

なぜ切れてしまったのかの原因を探ることが必要です。

 

ですので、

まず装置を修理する前に2つのポイントをおさえます

装置を観察することと問診することが必要となります。

 

よく観察するという事は

装置の切れた場所と床の適合状態を見ることです。

 

切れた場所が基部の場合は装置を片手で外していたり、

取り外しが乱暴だったり、

舌で外してガチャガチャして遊んでいたりする事があります。

 

装置がすぐに緩くなってくる小児の場合はこの可能性も高くなります。

クラスプの基部からクラスプが浮き上がって緩くなっている場合は上記に当てはまります。

 

切れた場所が咬合面の場合は咬合が原因によるものが多くあります。

装置を入れている時にギリギリ音がしていないか、

夜中の歯ぎしりなどがひどくないかを問診します。

また、装置を入れる時に噛んで入れていると切れやすくなります。

 

床の状態の観察も必要です。

床があっていないのに無理やり装置を入れていると装置が浮くので、

浮いたぶん、余計な力や咬合力がかかりやすくなります。

14時間以上しっかり入れていないことが多いため、

入れている時間を問診します。

また、巻き方も間違っていないかも確認します。

 

それらを確認した上で

できるだけ切れない予防法と切れた時の対処法で

スクリューを巻き切ることをお勧めいたします。

 

予防法と対処法についてはまた次回に

動画の解説もしているので、

よろしければそれもご参考ください