こんにちは
大河内淑子です
前回、乳歯が生え始めた時の
バイオセラピーの話をしました。
「スプーンの使い方を指導しましょう」という話でしたが、
補足として
「お子さんがが座るイスも考えていきましょう」
というお話もされると良いでしょう。
成長するに従って、
足台があるイスで食事をすることが
体のバランスがとりやすくなり、
体が安定することで食事がしやすくなります。
足がつかないことで
子供がイライラなどの不快感を引き起こすとも言われます(*)。
大人でも足がつかない椅イスで食事をすると
腰に負担がきたりと不安定ですよね。
離乳食初期では子供はホールドされた椅子などで食事をするので
必ず必須というわけではありませんが、
子供の食事の環境も揃えてあげはじめることを
すすめると良いでしょう。
イスは足がつくものならばなんでも良いと思います。
床に低い子供用イスを置いても良いですし、
テーブルならば足台のあるものをすすめてください。
私のおすすめは北欧のStokke(ストッケ)という会社の
トリップトラップというイスです。
おすすめの理由として
・足台と座面の高さが変えられるので大人まで使えます。
・0歳児でも使えるようにホルダーやクッション、テーブルなどのオプション種類が豊富
・北欧ブランドなのでデザインがいい
・色が選べるのでインテリアを邪魔しない
です。
私の友人の旦那さんはストッケのイスを子供の頃使っていて、
今ではそのイスを自分の子供に使わせているようです。
私も2台持っていますが、将来孫にも使わせようと楽しみにしています。
少し高めのイスですが、
長く使えると考えると高いとは感じなくなりませんか?
患者さんがイス選びに迷っているようでしたら
そのように話してオススメしています。
*佐藤喜志夫 小児歯科臨床2009.2