床矯正

床矯正装置のお手入れ法

こんにちは

 

大河内淑子です

 

今日は床矯正装置のお手入れ法について5点をお話ししてきたいと思います。

 

  • 装置装着時の飲食
  • 汚れやすい場所
  • ブラシについて
  • 洗浄剤について
  • 乾燥と保管

 

    ・装着時の飲食

 

床矯正装置は基本的に口腔内に入れて使用するため、

プラークがついてきます。

 

ただ、義歯のように食事時に使用するのではないため

食べかすなどの汚れはつきません。

茶渋や食べかすなどがついている場合は

装置を入れて飲み物を飲んだり、

歯ブラシをしないで装置を入れている可能性もあるため、

確認が必要です。

 

水や無糖のお茶は飲んでも良いと指導する先生もいらっしゃいますが、

「お茶を飲んでもいい」から「ジュースもいいかな」という

子供たちの勝手な自己判断につながってしまうになる場合が多いので

基本的に飲み物も外して飲むという指導をした方が

自己判断がなくなるため安全です。(私はそうしています)

 

 

  • 汚れやすい場所

 

装置の汚れやすい場所は

・スクリュー部

・装置裏面(粘膜と接するところ)

・拡大して開いてきたレジンの側面

 

です。

スクリュー部は汚れがたまりやすく、

歯石が沈着するとスクリューが硬くなるため、

よく磨くことを指導します。

 

  • ブラシについて

 

装置の広い部分の洗浄は手で洗っても良いのですが、

スクリュー部や拡大してきたレジンの側面などは手では洗えないので、

ブラシを使います。

 

当院では義歯ブラシ

https://item.rakuten.co.jp/d-fit/44170/

を初回の装置セット時に患者さんに差し上げています。

(Ciさんのは安くてカラフルで使いやすい)

 

使い古した歯ブラシでもO Kです。

 

普段使っている歯ブラシと併用するのは便利なのですが、

歯ブラシの先がすぐにダメになるので、

オススメいたしません。

 

  • 洗浄剤について

 

基本的に流水下のブラシでのこすり洗いで大丈夫です。

 

もし装置の「ぬめり」等が気になるならば

食器用の中性洗剤を使いますが、

そのままでは使いにくいので、

水で5倍希釈にして泡ポンプに入れて泡で使うと

とても使い勝手が良いです。

以下のようなポンプや、

無印や100均などでも手に入ると思いますが、

使い終わったボディーソープなどの泡ポンプをよく洗っても良いと思います。

 

 

歯磨き粉は使ってはいけません。

歯磨き粉は研磨剤などの成分がスクリュー部に溜まって

固まってしまうことがあります。

 

どうしても臭いが気になったりするのであれば

リーテーナークリーナーや市販の義歯洗浄剤を使います。

市販の義肢洗浄剤は部分義歯を使用すると、

金属部もきれいになります。

 

当院では初回の装置のセット時に

サンプルでリテーナークリーナーを一つ患者さんに渡しています。

 

  • 乾燥について

 

入れ歯は乾燥させないが装置はする

 

乾燥は基本的に自然乾燥で問題ありません。

食器乾燥機は使用しないでください。

 

装置をケースに入れてそのまま洗面所等に置いて乾燥させてください。

 

水分が気になるならば

タオルなどで拭いた後にケースに入れておきます。

 

ティッシュで拭いた後にティッシュで包んで置いておくと、

家族が捨ててしまことがとっっっっても多いので

ティッシュには絶対に包まないでください。

 

ティッシュの被害はとても多いです。

高齢者施設での義歯の紛失例で最も多いのもティッシュですよね。

 

以上5点を患者さんへ初回のセット時に

しっかり説明することをオススメします。

 

この指導は歯科医師以外が行うことができるため、

D AやD Hが指導できるようにYouTube作成しました。

よろしければご参考ください。