口腔機能

 乳歯が生え始めた時のバイオセラピーは?

こんにちは

 

大河内です

 

今回の保険改正の幅が広がったと前回お話ししましたが、

口腔機能発達不全症の診断が離乳期前までになったことが

大きな違いでした。

詳しい内容はこちら  pdf

 

我々一般的な歯科医師は離乳期前の機能の指導というものに不慣れなので、

この不全症への指導がどの程度医院に落とし込めるかという課題があります。

 

私も子育て中にかなり勉強して実践したのですが、

子育て法というのは時代によって

提唱する方によってかなり偏りがあり、

同じ子供を産んだ病院でも

数年で指導法が変わっていたのに驚いた経験があります。

 

授乳についても

助産師と二人三脚での連携が必要と感じます。

 

私もそうですが、

子育て経験者は指導では有利なのですが、

自分の経験で指導する傾向があるため、

できるだけエビデンスに沿って指導しく必要があります。

 

情報過多になって混乱しがちな母親を

惑わせないような指導は結構難しいとも感じます。

 

また勉強することが増えてしまったのですが、

なかなか面白い時代傾向になったなあとニンマリします。

 

歯科医師や衛生士、スタッフの活躍の場が広がりそうです。

 

少しずつアウトプットしていきたいと思いますが、

 

まずは

発達不全の項目のC―8の

「スプーンを舌で押し出す」についてです。

 

このような傾向が見られた場合は、

スプーンの運び方をよく問診してください。

 

子供の意思とは関係なく、

スプーンで

どんどん食べ物を口の中に運ぶ行為をしていないかを確認してください。

そのような食べさせ方をすると、

子供の食べる意欲が育ちません。

 

また、スプーンを口の奥に突っ込んで、

食べ物を置いてくるような食べさせ方も

止めるように指導します。

 

ではどうすれば良いのか?

 

まずは子供を正しい姿勢で座らせます。

 

次に、「今からおいしいの食べようね」など

子供に声をかけながら食べ物を見せます。

これで子供が食べ物を認識します。

 

その次に

スプーンを口の前に出して子供が口を開けるのを待ちます。

口を開けなければ、

下唇をチョンチョンとスプーンで刺激します。

 

この時、子供が前のめりになって、

自らスプーンに口を近づけるのが理想です。

 

母親がスプーンで口の中に食べ物を入れるのではなく、

子供が自分の意思で口を開いて体を前のめりにして

スプーンの食べ物を捕らえさせるようにしましょう。

上唇を上手に使って、

スプーンの上の食べ物を口に入れる行為を促すのです

 

この行為で上唇の発達が促されます。

 

上唇の機能の発達が促されなければ、

口唇閉鎖力も発達しません。

将来的なポカン口につながる可能性もあります。

 

毎日の食事はトレーニングと我々は考えています。

それは離乳期でも同じですので、

私たちはまずこのあたりから始めていくこともオススメいたします。