こんにちは
大河内淑子です
小児の治療では
かかりつけ医として小さい頃からお付き合いが始まり、
成長とともにダイナミックに咬合の変化が起きる中、
何か問題が起こりそうであれば
早期に患者さんと問題について
相談していくことがあるでしょう。
早めに咬合育成を始めるメリットはたくさんありますが、
問題になる前に問題を起こさないような
予防についてのお話ができることが
一番のメリットであると考えます。
私はその咬合育成の中でも床矯正装置を取り入れて
行うことが多いのですが、
その説明にはいくつかポイントがあります。
私は患者さんへの説明時にN Gワードというものを意識しています。
以前
福岡のはなだ歯科クリニックの花田真也先生が
床矯正研究会の症例検討会で
「トラブルを防ぐための床矯正治療コミニュケーション法・N GワードとO Kワード」
という発表をされました。
その中のN Gワードは特に気をつけるようにしています。
下記のN Gワードについて、患者さんに言っていることはありませんか?
N Gワード
・「床矯正という治療法があります。顎を拡げて治す方法で・・・」
・「床矯正という治療法で簡単に治ります!」
・「床矯正治療で顎を拡げれば、歯をぬかずに治せます!」
・「床矯正治療なら安く治せます!」
・「頑張って!」
詳しい内容については
「G Pのための床矯正・矯正のすすめ 活用編」
に載っていますので
ぜひ読んでいただきたいと思いますが、
とても素晴らしい内容なので
次回から簡単にその内容を説明させていただきたいと思います。
N Gワードを患者さんに説明しているようでしたら、要注意です。