口腔機能

穴の使い方

こんにちは

 

大河内淑子です

 

前回、ポカンエックスとタッチスティックの違いの話をしました。

 

今回はその補足です。

 

ポカンエックスとタッチスティックの構造で

表面のプレートが同じ形なので少し紛らわしいのですが、

プレートの下部に小さい穴が空いているのが見えると思います。

 

その穴の構造も同じです。

 

「この穴は何のためにあるの?」という質問を受けることがあります。

 

  • 上下わかりやすくするため
  • 紐を通してゲーム機などに結びつけてゲームをする時などに使う
  • 紐を通して無くさないようにする
  • 負荷をかける

 

などの目的があり、

それぞれ説明していきたいと思います。

 

まずは「上下わかりやすくするため」ですが、

 

ポカンエックスは上下逆さまでもそこまで問題はないですが、

タッチスティックは上下間違えると

舌がのせられなくなるので注意が必要です。

 

 

そして「紐を通してゲーム機などに結びつける」ですが、

 

これはポカンエックスもタッチスティックも共通です。

ただ、NintendoDSにはストラップホルダーがあったのですが、

NintendoSwitchにはストラップホルダーがないので

今は「ゲーム機に紐をつけてやる」という指導はあてはまらないかもしれません。

「ゲームと一緒に置いておいてゲーム時にやる」というのがいいでしょう。

 

私のオススメはお風呂の湯船で浸かっている時にやることです。

蒸気があるところで鼻呼吸を促すことは大きなメリットでもありますし、

毎日必ずお風呂には入るので忘れにくいということがメリットです。

 

いずれにしても、

毎日何か習慣的に行う行為に結びつけてやるのが

習慣化の成功するポイントです。

 

次に「紐を通して失くさないようにする」ですが、

 

これもポカンエックスとタッチスティックの両方共通するものです。

 

ただ、

 

ある患者さんで

矯正装置のケースに紐でポカンエックスをつけているお子さんがいました。

紛失しないようにとの配慮としては理解できるのですが、

使う時にケースごと咥えるわけにはいかないので

その都度はずしてやっているとのことでした。

やはり、そうするとめんどくさいのでやらなくなったらしいです。

失くすからといって

使いにくくするのは考えものですので、

これもよく指導が必要です。

 

最後に「負荷をかける」ことですが、

 

ポカンエックスでは

この穴にストラップの紐を通して重り(5円または50円玉等)をつけて

トレーニングに負荷をかけるということができます。

携帯ストラップに飾りのついたものでもOKです。

 

あまり重いものだと口唇閉鎖できないので

5グラム以内をお勧めいたします。

 

5円玉が3.75グラム

50円玉が4グラムですので

ちょうどいいとは患者さんに指導しています。

 

タッチスティックは舌の位置を改善する目的なので

負荷は必要ないので、重りはつけません。

 

上記4つが大きな使い方の違いでもあるので

指導時には注意して説明することをオススメいたします。

 

余談ですが、

ポカンエックスはAmazonで購入できますが、

タッチスティックはAmazonでは購入できないようです。