咬合育成

治る歯髄 治らない歯髄

こんにちは

大河内淑子です

 

今日は本の紹介です。

未成年の裂溝からのカリエスが進行していて、

抜髄にするには忍びないというのが続いた時に

この本で歯髄保存のことを勉強し直してみました。

 


本の紹介文のように

「もっとも良い歯内療法は歯内療法をしないことだ」と

古くから言われてきたように、

歯髄保存の重要性を詳しく説明し、

さらに具体的な診断法を述べられていました。

 

本書では「症状が出ていてもここまで保存できるのか」と

思うような症例も、

具体的に保存していることで

治療法が私の考えていたものよりも

進化していることに驚きでした。

 

特に私が知りたかった

若年者の歯髄保存もかなり詳しく載っていました。

 

たとえ本人が受診しなかったからといっても

大人の抜髄ももちろんですが、

未成年での抜髄(しかも初めて)は本当に嫌なものです。

 

特に予防を勉強すればするほど、

できるだけ避けたいと思うようになってきたのは

誰もが思うことだと思います。

 

また、今の保険制度の中では

根管治療の利益率がとても低いことも

考慮に入れても歯髄保存のメリットは大きいですよね。

 

できるだけ

患者さんに還元できる治療を考えて、

本書のように

もう一度歯髄保存を再考しようと思いました。

 

歯髄保存療法をもう一度勉強し直したい先生には

オススメです。

 

以下 紹介文より・・・・・・・・・

 

「もっともよい歯内療法は、歯内療法をしないことだ」。古くからいわれてきたこの言葉は歯髄保存の重要性を端的に表している。本書では、歯髄保存の原則、診断と治療方針、う蝕除去の実際、直接・間接覆髄、仮封から最終修復までエビデンスと臨床ケースで解説された現代Minimal Interventionのバイブル。「なぜ今、歯髄保存なのか?」の答えが詰まっているチェアサイドの置いておきたい1冊。