床矯正

唇側線って意味不明〜その4

こんにちは

 

大河内淑子です

 

前回まで唇側線の4つの役割の3つまでお話ししました。

 

唇側線の役割4つ

 

  • 補助断線
  • 維持装置
  • リップバンパー
  • 保定装置

 

 

今日は「保定装置」のお話です。

 

当院では

 

側方拡大後は閉鎖型の装置に変更して

4前歯を整えるパターンがほとんどです。

 

4前歯が整っていないうちは

サンドスプリングと唇側線を用いて

矯正力を加えながら前歯をイメージしている位置に動かしていきます。

 

歯が整った後は

 

閉鎖型の装置をそのまま用いて

保定装置として使います。

 

ある程度の期間、

保定装置として使用した後は

装置を終了する準備のために

唇側線を緩めることもあります。

 

その他、

マルチブラケットの除去後の保定装置としても

使用することもあります。

ただし、マルチブラケット後の時には注意が必要です。

新製の装置には

唇側線やサンドスプリングに力がかかっていません。

初心者の頃はそのままセットして

前歯が乱れてきたこともあります(涙)。

 

このように、安定した歯列なら良いのでしょうが、

不安定な歯列だと乱れることもあります。

 

それを防止するためには

はじめは少しきつめに4前歯をホールドする調整をする必要があります。

 

 

最後に、

唇側線は補助装置をして装置に付加しますが、

途中で切れてしまったり、邪魔になったりするならば

必要なければカットすることもあります。

必要なら新製しますが、

必要なければつけない場合もあります。

 

4回にわたって唇側線のことを熱く語ってしまいましたが、

よっぽど唇側線が好きなんじゃないかと自分でも思います。

 

この使い勝手の良い装置を

皆様も症例によって設計や使われていくことをオススメいたします。