床矯正

初めての印象〜恐怖心を取り除く

こんにちは

 

大河内淑子です

 

今日はスタッフの甥っ子ちゃん(6歳)が来て、装置を作るために初めての印象を採りました。

矯正治療の場合、生まれて初めての印象の場合が多く、当然のごとく本人はとても緊張しています。いつも初診の印象採得はベテランDHさんにお任せしているのですが、今日は初めての印象時の恐怖心の取り除き方を教えてもらいました。

 

6歳以上の場合は話してある程度理解できるため、様子を見ながら印象していきます。

6歳以下の場合は話しても理解できないので、脱感作療法の一種の「tell show do 」アプローチで恐怖心を取り除き過剰反応を減らしていきます。

 

実際は口腔内の印象の前に「指印象」を採って、印象をいう行為(印象材の冷たい感触や固まるという現象、その時間など)に慣れてもらいます。その後、印象を言う行為はこうゆうことを行うんだなと理解させてあげて、様子を見ながら印象の本番を行います。もちろん、以前の「印象採得のコツ」を参考に、苦しくさせない印象は必須です。

 

実際は石膏で指の模型も作ってあげるとそのリアルさに子供は喜びます。

 

初めての印象を失敗すると後の治療もなかなか協力を得られないこともあります。せっかく必要な治療も本人の協力無しには行えません。それよりも「え?この人に任せて大丈夫?」と保護者の信頼を失うという最悪の事態も招く場合もあります。

床矯正装置を使った治療は「印象の成功」がスタートです。

数年後には光学印象ができるようになり、このような工夫も必要なくなる時代が必ず来ますが、まずは現時点でのできるかぎり信頼を失わせないようにする事が必要です。

このような工夫でぜひ低年齢の成功する印象を心がけてはいかがでしょうか?